
現在ひそかなブームとなっている車中泊。
簡単に言うと、旅先で宿に泊まらず、車で宿泊する事を言います。
仕事の合間に車で寝たり、急遽社内で寝てしまうような行為ではなく、計画的に楽しみながらが車中泊の定義と言っても良いかもしれませんね。

わたし旅行が大好きなので、実はとっても気になっていました!
所長はよく車中泊されていますよね。
色々知ってそうなので、今日は沢山解説お願いします。

お任せください。
経験者目線での解説をしていきたいと思います。
初心者が車中泊で気を付けるべきポイントなどもご説明します。
まず車中泊のメリットをご説明します。
●車中泊のメリット
・旅館やホテルなどに泊まらないので、旅費が安上がり
・ある程度好きなところで宿泊できるので、旅の自由度が上がる
・気軽にアウトドア気分を味わえる
等があります。
泊りがけの旅行の場合、一番かかるのが宿泊費用です。
宿泊費を浮かす事で、その分のお金を別の目的に使う事が出来ますし、旅行の費用自体を抑える事も可能です。

私は宿泊費が浮いた分、とにかく旅先の美味しいものを食べる事に予算を使ったりすることが多いですね。
旅の醍醐味である食事を、かなりグレードアップする事が出来ます。
また、お土産もたくさん買えるので、周りの人にも喜ばれます。

わ!こんないいモノ食べてるんですか??
でも確かに、普通のお宿に泊まると1万円くらいしますもんね。
そう考えると5,000円のコースで食べてもまだお釣りがくる、、。

次は旅の自由度です。
車中泊ですから、当然車は移動です。
旅先を自由に移動できるメリットがあります。
宿泊が認められている場所であれば、自由に宿泊地を決められるので、自由度と言った点ではかなりのメリットですよね。
ここでひとつ気を付けておきたいのは、どこでも泊まれるわけではないという事です。
この話は後述しますね。
次に気軽にアウトドア気分のお話です。
皆さんはキャンプの経験はございますか?
とても楽しいですが、専用の道具と事前の準備がとても大事です。
テントに宿泊する事も、楽しいのですが、女性には少々ハードルが高いかもしれませんね。
車中泊も、道具と準備が重要ですが、キャンプよりはハードルが低いのが特徴です。

確かに、野外で寝るよりも、車の中の方が安心ですね。
今までも車でお昼寝したことあるし、簡単にできそうですね!

それがそうでもないんですよ笑
ちょっと昼寝をするのと、一晩眠るのでは訳が違います。
実際に車中泊を行うなうに当たって注意すべきことは沢山あるんです。

そうなんですね!?
危うく軽い気持ちで車中泊するところでした💦
経験者のアドバイスをお願いします。

車中泊を行う際の、重要な注意点をご説明します。
・快適な睡眠の確保
・必要最低限。コンパクトな道具の選定
・事前のリサーチ
以上三点は非常に重要です。
まずは快適な睡眠です。

ご経験がある方も多いと思いますが、旅って意外と体力を使うものです。
翌日も楽しく過ごすには、しっかりとした睡眠が必要不可欠です。
普通に車内で眠るだけでは、まともに睡眠がとれないいくつかの原因があります。
①光を遮るものがないため、日の出と共に目が覚めてします。
②外から中が丸見えなので、気になって眠れない(防犯上も良くない)
③足を延ばして眠れないので、疲れが取れない。
④ガラスは断熱校が低いので、夏は暑く、冬は寒い
⑤光源がないので、夜になると暗い
⑥当然トイレがない
ざっと挙げただけでもこれだけの問題があります。

え、致命的な問題だらけじゃないですか!
車中泊、やっぱり無理かも、、。

そんな事はありませんよ。
全てちょっとした工夫などで、快適に過ごせるようになります。
まず、外の明かりと目隠しの問題ですね。
これは単純に、ガラス部分を覆うようにカーテンを引くか、窓に張り付けるタイプのブラインドを使えばよいだけです。
良く駐車中の車のフロントガラスに、使われているのを見かけると思います。
車中泊用に、全面を覆うブラインドももちろん販売されているんですよ。
大事なのは、変に自作するよりも、しっかりとした既製品を使う事をお勧めします。
実は節約を兼ねて、自作のブラインドを使っていたのですが、断熱性能は無いに等しいし、すぐに剥がれてしまったりとストレスがすごかったです。
楽しい旅行に行っているのに、ストレスを感じている場合ではありません。
数回使うだけでも十分元は取れますから、ちゃんとした品が良いですね。

ブラインド大事ですね!
防犯の観点からも非常に役立つと思います!
普段から使えますね。

その通りです。
これで安心して車内で過ごせますし、車上荒らしへの対策にもなる優れものです。
車上荒らしは、当然ですが無人の車を狙います。
ブラインドがあると、中が見えず無人かどうか確認できなくなるので、車上荒らしの対策になります。
続いて、足を延ばして眠れない、と言う点についてです。
普通の状態のシートでは、当然運転や乗り合いに適した姿勢に設定されていますので、睡眠の為の姿勢とは程遠いです。
しかし現在はリクライニングシートを倒すと、足を延ばして眠れるフラットに近い状態になる車種が増えています。
軽自動車でも、170cm前後の方が足を延ばせることも普通です。
こういった車中泊向けの車種を選ぶことも重要です。

最近の軽自動車は天井も高いし、荷物もたくさん積めますよね。
燃費も良いし、軽自動車は手軽でいいですね!
都内だと駐車代が高いのがネックですが、、。

そうですね、、。
駐車料金ばかりは何ともなりませんね。
さて、フラットになる車種であっても、完全にフラットではなかったり、寝心地が良くない事が普通です。
快適な睡眠の為には、車中泊に適した寝具が重要です。
枕やかけ布団は、家にあるかさばらないもので良いでしょうが、問題はマットです。
マットや敷布団はどうしても荷物になりますし、居住スペースが狭い車内ではものすごく邪魔になります。
その為、車中泊用のマットが沢山販売されています。
こちらは私が実際に愛用しているマットです。
通常はコンパクトになり、利用時には空気で膨らむタイプのマットです。
価格も相場より安く、私は2枚購入しました。
2枚連結で厚みを増して使う事も出来ますし、2名で就寝に使うなど、2枚あると重宝します。
注意点としては、自動で膨らむとしていますが、体感的にあまり膨らまないので、最終的には多少息を吹き込んで膨らます事になります。(個体差もあるのかな?)

なるほど、とにかく荷物がかさばらない事が大事なんですね!
これがあれば背中が痛くならずに快適に眠れそうですね。

続いて車内の光源の話ですが、これは100均などで売っている乾電池式のランプなどで解決できます。
いくつか設置すれば十分に明るいですよ。
車内に元からついている電灯は、バッテリー上りが心配ですから長時間は使わないほうが良いです。
後トイレについては、適切な宿泊場所を選定する事で解決します。
車中泊の宿泊場所として代表的なのが、
・道の駅や高速道路のSAなどの商業施設
・車で入れるキャンプ場
・RVパーク
等が挙げられます。
これらは、当入れが併設されている事がほとんどなので、場所の選定は非常に重要です。
長くなりましたので、今回はこの辺で。
次回は実際に泊まる際の注意点などご説明します。

勉強になりましたし、車中泊に興味が湧きました。
次回もよろしくお願いします!
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