
今回は女性に最適な打撃技について解説します。
格闘技や武道とも違う、護身術の打撃技です。
ぜひご覧ください。

護身術ならではの打撃技ですね!
私でもしっかりと威力がある打撃が出来るので、どんな女性でも有効だと思います。
解説お願いします!

女性が打撃技を効果的に用いるためには、女性が使う打撃としてのしっかりとした理論が必要です。
●どう殴るかよりも、どこを殴るかが大事
打撃技とは、簡単に言うと「殴る」か「蹴る」ことです。
蹴るという攻撃は、非常に難易度が高く、かつ外した際には自分が危険になるという上級者向けの打撃技です。
その為まずは殴るという攻撃を習得したほうが良いです。
殴ると一口に言っても、どこを殴るかで効果が全く異なります。
女性の場合は、腕力で男性に劣るため、特にこの「どこを殴るか」という点に着目しましょう。
●殴る場所はズバリ「急所」
人間の体には「急所」と呼ばれる、いわゆる弱点が存在します。
これは人間である以上、人種や年齢などに関わらず皆一緒です(男女で違いはあります)
この急所は体の中心線上に集まっています。
上から見ていくと、
・目
・鼻
・喉
・みぞおち
・金的(下腹部)
上記の5つが代表的です。
これらの部位は、基本的に鍛える事が出来ず、かつ打たれるとダメージ大きい部分です。
逆に防御力が高い場所としては、
・おでこ
・背中
・腕
・肩
・大腿部
など、基本的には筋肉が集まっていたり、硬い骨に守られている部分と言えます。
このような部分ではなく、急所を狙って打つ必要があります。

目や鼻ですか!?
確かに軽い力で殴られてもかなり痛そうですよね!
でも目なんて殴ったら潰れちゃいそうで心配です、、。

前も言ったように、暴漢相手に遠慮は無用ですよ。
ですが気持ちもわかります。
でも安心してください。
眼球は、一般人が思っているよりもずっと硬いんですよ。
そんな簡単につぶれたりはしません。
それどころか、人体は思っている以上に丈夫なので、しっかりと打たなければダメージはありません。

そうですよね。
自分の身が危ない時に、相手の心配をしている場合じゃないですよね、、。

急所の話に戻りましょう。
人間には以下の急所があります。
●狙うべき急所は目、鼻、口の三角ゾーン!
人間が叩かれて一番嫌がる部分は、なんといっても顔です。
その中でも特に目、鼻、口の三角ゾーンはダメージが大きい部分と言えます。
目鼻を打たれると人は反射的に顔を覆ったりしてバランスを崩します。
また目でも鼻でも打たれると、涙が出て一時的に目つぶし的な効果を得る事ができます。
●相手が男性の場合は、金的もおすすめ
これは皆さん想像通りでしょうか。
男性の代表的な急所です。
思い切りよく打てば、相手の体格に関わらず非常に大きな効果を得る事ができます。
相手が抱き着いてきた場合や、特に距離が近い場合は比較的打ちやすいので、女性の打撃理論としては覚えておかなければいけません。

なんかすごく怖い感じがしますが、、。
でもそうですよね。
自分の身を守るためには、迷わず反撃しなきゃなんですよね。

その通りです。
生きるか死ぬかの非常事態なら、なおさら死に物狂いで反撃する必要もあります。
打撃において、どこを殴るかと並んで重要なのが、どう殴るかです。
●女性のための打撃理論
どこを打つかが一番大事と説明しましたが、急所を打つためには、それに適した打ち方があります。
まずは目鼻口の三角ゾーンの打ち方について説明します。
●目鼻口三角ゾーンの打ち方
適した打ち方は掌底と鉄槌(握りこぶしの側面小指側の肉が厚い部分)です。
掌底は鼻をめがけてまっすぐに打ち込むか、少し下から顎を跳ね上げるように打ちましょう。
鉄槌は特に女性におすすめの打ち方です。
ハンマーのように、上方から振り下ろすように打ち込めるため、遠心力を使うことができます。
その為、非力な女性であってもかなりの威力が期待できます。
打ち込む際は鼻をめがけて打ちます。
●女性が打撃技を行う時のコツ
ここでとても大切なことを説明します。
女性が打撃技を行う際に絶対に必要なことは、3発続けて打つということです。
前のブログに書いたように、中途半端な攻撃は相手を怒らせるだけです。
それでは護身術として意味がありません。
女性の非力な腕力でも、確実に相手にダメージを与える打撃技とするためには、少なくとも3発は連続で打ち込む必要があるのです。
そうすることで、一時的にでも相手を動けなくしたり、倒すことができます。

自分自身もそうですが、家族や友人を守るためなら、ちゅうちょなく行ける気がします。
習った打撃技は、しっかりと練習していきたいと思います!
早速今日もコンビネーションの練習ですね!

自分だけではなく、身の回りの人も守れるようになったら、完璧ですね。
引き続きしっかりと練習していきましょう。
護身術を習いたい方は、ぜひ新宿護身術スクールにお越しください。
コメントをお書きください